マーケッターは何のプロなのか?
マーケティングだとかセールスライティングというものが脚光を浴びて、いまではマーケッターとかコンサルタントと称する人たちが本当にたくさんいます。
名刺交換をすると、「〇〇コンサルタント」の〇〇に自分のオリジナルを入れてポジショニングしている人もかなりいますよね。
私も、5年前まではマーケッターとして活動しようと思っていたので、そういう類の人とのつながりは今でもあります。
(とはいっても、実際にコンタクトを取っているのは簡単な仕事を引き受けている一人のマーケッターのみで、他の人たちはネット上で繋がっているだけです。)
そういう類の人たちは、SNSなどをフル活用しています。
どんなセミナーに参加したとか、
本を出版したとか、
人脈アピールとか、
まぁそういうネタがどんどん出てきます(これを別に悪いこととは思っていません。念のため)。
SNSなどでそういう投稿を見ると「いろいろ活動してるんだな」と感心するのと併せて、この人は何のプロなんだろうか?と思うようになりました。
結果、出てきた答えはこれです。
マーケッターは何のプロなのか?
それは、自分の商品を売るプロなのだ。
コンサルタントとかマーケッターは、クライアントがいて初めて成り立つ商売です。
クライアントが利益を得て、そのおすそわけとして、報酬をもらえる仕組みなんですよね。
このクライアントも、自分だけでは売り上げが立たなかったのに、このコンサルタントやマーケッターから教わった方法を駆使したら売り上げが立ったのだとしたら、その手柄はクライアントとマーケッターの両方が持っています。また、もともとクライアントの人は、売る術を知らなかったから元々の売上が悪かったわけです。そこにコンサルタントやマーケッターがアドバイスをすることで売り上げが立ったとしたら、それはコンサルタントやマーケッターの手柄となる割合が増えるわけです。
ところで、コンサルタントやマーケッターは、クライアントからお金をもらうことで生活しています。
生活するためには、お金をもらった分だけでも、クライアントの売上増加に貢献しないといけません。
ということは、コンサルタントやマーケッターは、自分の知識や情報、人脈などを駆使しながら売る商売と言えるわけです。